こんにちは、感謝してます(^_^)b
こちらの記事では「2stのバイク(NS-1)を長く愛用する為のコツ」について動画の視聴さんから質問がありましたので、それについて当方なりに回答した文章を掲載させていただいております。
こちらも参考になれば幸いです!
メインのキーワード
・愛車に対する気持ち
・走らせ方
・メンテナンス
・保管状態
・おまけ(購入時の車体の選び方)
愛車に対して
まず、「この車体は俺の相棒で、絶対に大事にするんだ!」とか「ありがとう!」という考え方ですね。
確かに車やバイクは「機械」として「物」としての捉えがちですが、
実は乗り物にも「意思が宿っている」とお考えになってみてください。
現在、科学的には完全な証明はできませんが、確かに自分が愛車を大切にする気持ちって、必ず通じているものです。
ただ単に「移動手段の道具」と考えず、
「自分を行きたいところへ乗せてくれて、楽しみや喜びを共感してくれる相棒」という気持ちを持って接することが凄く大切だと思います。
そして「ありがとう」という気持ちで乗っていると、不思議と愛車も気持ちを返してくれるように思います。
(余談ながら、確かに「気持ち」は目に見えませんが、アメリカを筆頭に科学的研究・実験が多数行われ、「祈りの効果」など徐々に証明されてきています。
我々の「意識(考え方)」や「波動(オーラ)」も実は量子力学的には説明がつくので、まんざら嘘ではないのです。)
走らせ方について
走らせ方も人それぞれだと思いますが、NS-1のエンジンは非常にタフで優秀で、
余程の老朽化や整備不良、無茶な扱い方をしなければ早々壊れることはありません!
法定速度の話は置いておいて、「NS-1はブン回して乗る為の原付だ」ということは多くの皆さんが周知の上だと思います。
10000回転などの高回転域にも十分耐えられますが、回せば回すほどピストンリングやシリンダーの早期磨耗・焼き付きのリスク、
そしてその他の部品にも負荷掛かったり、消耗が早まるのは当然ですよね。
極力メンテナンスや修理を避けたいなら、できるだけ回転を抑えた走り方も理想になると思います!
エンジンオイルは高回転を多用するなら必ず「ウルトラGR2」のような高価なオイルを使用しなければなりません。
(もし「ウルトラ2 SUPER」など比較的安価なオイルで高回転を多用すると、焼き付きを起こすリスクが高いみたいです。)
こちらは走行動画(試作)です。
[原付/NS-1] 試作版:NS-1で行く田舎道(HONDA NS-1 後期型/2019年7月7日)
逆に高価なオイルを使用中に、この動画みたいな低・中回転の走り方をずっとしてたら、オイルの不完全燃焼でチャンバーがベタベタになりやすいみたいです(笑)
(本当はGR2オイルで低回転で走り続けるのは良くありません。)
かと言って調子こいてブンブン回してたら近所迷惑だし、万が一お巡りさんや白バイが近くにいた場合、目を付けられるのも嫌ではありますが(笑)
あくまでもサーキット走行を視野に入れた話だとお考えください♪
※原付の30km/h制限というのはあくまでも公道での話です。サーキット内での走行なら制限速度は関係ありません。(当たり前ですがw)
一応、もしこちらの動画みたいな走り方しかしない方は比較的安価なエンジンオイル(ウルトラ2 SUPER)がちょうどいいみたいです♪
(無駄な白煙が抑えられると聞いたことがあります。)
それでも、せめてホンダ純正品をオススメ致しますので、間違ってもホームセンターに売っているような激安の2stオイルはまずお控えになった方がよろしいかと思います(半笑)
整備・メンテナンスについて
もちろんメンテナンスも、自分の走らせ方に合ったエンジンオイル、スパークプラグ(熱価)を選ぶことの他に、
定期的なミッションオイル、クーラント、ブレーキフルード、ブレーキパッド、
チェーン、チェーンオイル、タイヤ、タイヤの空気圧など、総合的に見てあげないといけません。
例え面倒でも、汚れがひどい箇所は掃除をしてあげたりと、やはりこれは先述の気持ち=愛情がないとできませんよね。
分からないことや不安なことがあったら遠慮せずに、
最寄りの信頼できるバイク屋さんやご友人・ご知人に相談できる体制も整えておくと良いでしょう!
また、案外困っていることが出てきても最近はインターネットが便利なので、簡単に解決できることも多いと思います。非常にありがたいことですね♪
保管について
あとは車体を入れておく車庫があるのが一番理想なのですが、そうでない場合は外に停めておくことになると思います。
やはり外に停めておくと紫外線や酸性雨などの影響で、特に目に見えるパーツや外装の劣化が早くなってしまいます。
なので、乗らない時は出来るだけバイク用のシートカバーを被せておくことで、
これらの劣化は少しでも抑えることができます(^^ゞ
僕の場合は職場の駐車場に仕事中ずっと停めておく間もカバーを掛けていました。
職場や学校で駐車中も余程面倒でなければ、ちゃんとカバーを掛けておくことをお勧め致します。
また、例えば「真冬の間だけ乗らない」という場合でしたら、できれば燃料コックをオフにし、キャブレター内のガソリンも抜き取っておくと良いと思います。
それから、長期的にエンジンを始動していなかった場合は、エンジン内のピストンリングやシリンダーのオイル分が落ちてしまっている可能性が高いです。
その場合、プラグを外してシリンダー内にエンジンオイルを垂らし、キックペダルを何回か優しく踏んであげます。
するとピストンリングとシリンダーの摺動部分を潤してやっておく方が好ましいと感じました。
あまり神経質になる必要はないかもしれませんが(笑)
こちらがその参考の動画です♪
[原付/NS-1] 4ヶ月放置のNS-1 エンジン再始動(HONDA NS-1 後期型/2019年4月20日)
NS-1の購入と車体の選び方
以下も「車体の購入方法」や「車体の選び方のポイント」について動画の視聴さんから質問がありました。
こちらも当方なりに回答した文章を掲載させていただいております。
もし参考になれば幸いです(笑)
「どのように購入されましたか?」
僕の場合は「県外からの取り寄せ」で購入しました(^^ゞ
岡山県内に良さそうなNS-1も置いていなくて、数も非常に少なかったので、
まずこのようにインターネットのバイクブロスで中古バイク検索をしました。
そして福岡県のバイク屋さんに良さそうな車体を見つけたので、
その情報を最寄りのバイク屋さんに伝え「取り寄せをお願いしたい」と頼みました。
頼んだのは約10年前ですが、送料が確か25000円位で車体価格に上乗せされた記憶があります(笑)
数日でNS-1が届いて現車確認をし、また後日バイク屋さんに取りに行って乗って帰りました♪
近所のバイク屋さんに頼んで県外から取り寄せるのも方法の1つだと思いますよ(^_^)b
「取り寄せはお店に相談すれば大丈夫ですか?」
はい、とにかく「この車体が欲しいんだ」ということを相談すれば、
何かしら対応してくれるはずですよ!バイク屋さんだって商売ですからね(*-*)/
ただ、やっぱり高い買い物をするということで、
そのバイク屋さんが信頼できる方かどうかは絶対に見極めておいた方がいいと思います!
態度が悪い、愛想が無い、笑顔が無い、偉そう、自信無さそう、なども含めて、
「この人、商売や客をナメてるな」とか「不安だな」って思うような店長や店員は正直やめた方がいいですね(^^;
居心地が悪い店だって感じたら我慢せずに次のお店に行った方がいいです(笑)
バイク屋さんに限らず、どんな店でも笑顔で愛想が良くて、
本当に「お客さんに喜んでもらいたい」と思って尽くしてくれる店が良いお店ですよ♪
前置きが長くなってしまいましたが、まずここが肝心です(^^ゞ
「車体の状態はどう判断しましたか?またパーツが壊れていたりなどの心配は大丈夫でしょうか?」
そして車体は基本的に写真や記載されている情報と、実際に取り寄せてみての現車確認になりますね。
万が一、取り寄せてみて「明らかに思っていたのと違ったなら、断ることも可能か?」
というのも事前に確認しておいた方が良いと思います。
クレームとかじゃなくて明らかに記載ミスとか、下手すると詐欺まがいの売り方をしている場合もあります。
本当に納得できない場合は遠慮せずに言うべきだと思います。
そうすれば取り寄せてくれた最寄りのバイク屋さんも、その車体は返品するか、
その店で取り扱う在庫品に回すという風に手段を打ってくれるはずです。
ここで「わざわざ取り寄せてもらったのに・・・」という申し訳なさ等で、
無理に我慢や遠慮をしない方がいいと思います。
こちらはお金を払っているお客なので、もし理不尽な対応をされたなら言っても構いません。
もちろん思っていた通りの車体が届いて、心から納得できれば安心なのですがね(^^ゞ
僕が取り寄せてもらった、こちらの本体価格25万円の車体の例を出しますね。
(これは別に自慢とかではなくて、本当に価格に対してどうなのかを書きます)
確かに全体的に経年劣化も少なくキレイだったのですが、
・フロントカウルとサイドカウルのネジ留めをする箇所が1箇所だけ割れていた。
・フロントフォークのシール部分からオイルが滲んでいた。
・チャンバーとサレンサーの繋ぎ目から不完全燃焼のエンジンオイルがかなり染みていた。
・スパークプラグの締め付けが足りておらず、気付いた時にプラグがユルユルになっていた。
これらはバイクブロス商品ページに記載があったかどうかを僕が見逃してた可能性も否定できませんが、
基本的に「こんな記載あったかな?まあ25万円でもこれくらいの不具合はあるのかなぁ(^^;」
と一応納得し、後々自分で交換したりと対処しました。
カウルは形状的に修復が困難だったので1箇所のネジ留めはダミーにしました。
フロントフォークのシール類やクッションオイルを交換する羽目になり、これは一番苦労しました(笑)
サイレンサーのオイル漏れは最初は面倒臭がってウエスを巻き付けていましたが、
中のグラスウール交換の分解時に液体ガスケットを塗ることで止めることができました。
プラグのユルユルは正直ビックリしました!これは有り得ないでしょう!と(笑)
色々書きましたが、結局は何が言いたいかと言いますと、取り寄せは大体が「運」にもよります!
結果的には僕はこの車体を買って良かったと思いますが、
25万円の車体でも「これぐらいの例はある」ということで、参考になれば幸いです(^^ゞ
20万円以下の車体を買うなら、部品交換や修理など相当な覚悟をしておいた方がいいかもしれません。
「自分で直せる、直すのが楽しい」とか、「バイク屋さんにそれだけのお金を払ってもいいよ」
という覚悟があるなら、15万円前後の車体(オススメはしません)でも悪くはないと思います!
「修理などに全く知識がない場合はどうしたらよいでしょうか?またどのように質問すればよいですか?」
安心してください(^ω^ )
それはもうバイク屋さんにお金を払ってお任せするしかないと思います。
バイク屋さんにお願いすることが決して悪いことでもなく、むしろプロに任せるのが普通なのです。
段々興味が出てきて、自分でもできそうだなって箇所はDIYに挑戦するのも楽しいと思いますが。
インターネットで良さそうな車体を見つけたら、そのバイク屋さんに電話して車体の状態を詳しく質問攻めするってのもありかもしれません(笑)
電話番号は必ず出てますからね。
もし自分で電話する勇気がなかったら、その最寄りのバイク屋さんに頼んでも構いませんし、とにかく不安材料を少しでも減らしてくださいね。
あと、もし最寄りのバイク屋さんにも頼めない場合は、最初から最後までインターネットで見つけたバイク屋さんにお任せしてもいいのですよ!
場合によっては自宅まで納車してくれるサービスも頼めるかもしれませんし♪
きっと大丈夫ですよ、何とかなります(^_^)b
「バイク屋さんへの質問は何を聞いたらいいでしょうか?」
とにかくインターネットに記載されていない情報、写真だけでは確認できない情報を聞くべきですかね。
その為の質問(電話)ですし、バイク屋さんもちゃんと答えるべきだと思います(笑)
とにかく自分の不安材料を無くせばいいのです。
例えばですが
「転倒歴やカウルの割れはないですか」
「フロントフォークのオイル漏れはないですか」
「キャブレターのオーバーホールやセッティングは大丈夫ですか」
「クーラント漏れはないですか」
「ミッションオイルやタイヤは何年前に交換してますか」
「経年劣化している箇所はありますか」
「近々交換しなければならなそうなパーツはありますか」など
要するに「記載し切れてない情報や注意点があれば口頭で教えてください」でもいいと思います!
もちろん不安もあるかもしれませんが、あまり神経質になり過ぎず、無頓着になり過ぎず。
完璧を求めるのも無理だし、ある程度は妥協も必要なので、この辺は頑張ってバランスを取ってくださいね♪
「エンジン始動直後はアクセルを開けても回転が落ち込みますが、暖機すれば直ります。2stエンジンはこれが普通でしょうか?」
そうですね、2stエンジン、そもそもキャブレター車というものは基本的に最低限の暖機運転が必要だと思いますね!
エンジンを掛けた直後だと、いくらアクセル開けても「ブルルル・・・」と言って
吹けないどころか回転が落ち込みますし、下手するとエンストしちゃいますよね(笑)
やはり2stエンジンというものは混合気が薄くても濃くても調子が出ないと思いますし、
僕の場合、夏でもチョーク引いてエンジン掛けてやり、すぐにチョーク戻してアイドリングをさせています。
最初だけ混合気が濃い状態じゃないと、なかなかアイドリングが維持できずに止まってしまう時もありますね。
ちなみに濃すぎる状態を「かぶる」と言いますが、チョークで上手く始動できないまま「かぶって」しまったら、
チョーク無しでアクセル開け気味で(混合気を薄くして)掛けてやると、ちゃんと始動します。
※チョークを引いている間はアクセルを触りません。
そして、しばらくアイドリングさせておけば、その後は全然問題なくエンジンも吹けてくれます。
特に冬なんか冷えきっている時は尚更そうなっちゃいますよね。
なのでチョークは冬だと必須だと思います。
混合気は夏のように暑いと濃くなり、冬のように寒いと薄くなる傾向がありますので、
時と場合によってキャブレターのエアスクリューで調整してあげるといいですね。
きっと「エンジン内が温かくないと本領が発揮できない」=仕様=普通ではないでしょうか(^^ゞ
例えばどこかに買い物行ってエンジン止めて15分後に再始動させても、その時は調子は良いままで済みますよね♪
おそらく他の2st乗りの皆さんも同じことを言うと思いますし、特に心配することないと思いますよ(*-*)/
「アクセルの開け方について教えてください。」
アクセルワークに関しましては、4サイクルの原付でしたらガバッと開けても大丈夫だと思いますし、
2stでしたらおっしゃる通り「スピードに合わせながら」で良いのではないでしょうか。
確かに2stでアクセルをガバッと開けると「ドゥルルル・・・」と言って吹けない時があるんですよね。
急なアクセル開度にエンジンの回転が追い付かない?と言いますか。
もちろんNSR250のような250ccの2気筒でしたら、そんなことにはならないと思いますし、特に僕のNS-1がそうなだけなのかもですが(笑)
また、2stでチャンバーを装着してある車種(特に社外品チャンバー)はパワーバンドがあるのがハッキリ分かると思います。
低回転では「モモモモ・・・」とアクセルの動きに対してタコメーターの針の動きは鈍いですが、
中回転を過ぎると急な吹け上がりと加速感がありますよね。
つまり回転数がどこにあるかによってもアクセルに対するレスポンス(反応)も変わると思います。
それでも、この件はセッティングやガソリン、エンジンオイルの選択で根本をどうにか出来る問題ではないでしょうし、
今まで通り「自分はこの乗り方で大丈夫」という方法を確立してみてみるのが良いのではないでしょうか(^^ゞ
(完璧に近いセッティングが出せれば、多少は「改善」はできるかもしれません)
おまけですが、自分は経験はないのですが、2stで全開走行して高回転の状態からアクセル急に全閉にすると、
混合気やエンジンオイルの供給が追い付かなくなるのか、「ピストンが焼き付く」って聞いたことがあります!
クローズドコースで最高速チャレンジをする時は気を付けた方が良いかな?と僕は思っています(笑)
何か参考になれば幸いです♪
以上、最後まで読んでいただき誠にありがとうございました(^_^)b
※すべての記事について
最後までご拝読ありがとうございました!
当方がホンダ NS-1について掲載している記事の内容は、必ずしも100%絶対に正しいという保証はありません。
参考になった方は記事の内容を信じていただいて構いませんし、参考にならないという方は信じなくて構いません。
また、誰かと論争する気も一切ありませんので、何事にも批判的な方はコメントしないでください。
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